経済系
T・Fさん
青山学院大学大学院 経済学研究科 経済学専攻
横浜市立大学 経済学研究科

今後受験される方へ
○経済学研究科の大学院は、一次試験では経済学と外国語(英語)の二科目を受けるのが一般的で、語学で基準点をもうけているそうです。そのため、一番大切なのはまず語学力をつけることです。自分の場合、大学を卒業してから時間が経っていたことに加えて、もともと内部進学(慶應中等部、慶應高校、慶應大学経済学部)ということもあって英語の力が全くありませんでした。そのため、まず河合塾ライセンススクールに入学した直後から二ヶ月ほどかけ英単語ターゲット1400、1900を用いて基礎的な単語力の強化に充てていました。

実はこの頃は、アルバイトをしていたこともあって自宅での学習は、ほとんどできない状態でしたが一日一時間ほど単語の暗記に充てました。すると、今までは日曜日の経済系英語の演習で、英単語がわからず辞書を引く回数が多いために時間内に和訳が終わらなかったのが、ギリギリながらも、なんとか終えることができるようになってきました。

この段階で基本的な英単語は覚えられてきたと実感し、経済系英語でしか出てこないような専門用語の暗記と、普段の演習の復習を始め、そうした中で専門用語ではないけれどもしばしば出てくる単語などもついでに覚えるようにしていきました。

こうしたことを夏休み明けまで続けていて、アルバイトと勉強の両立が難しいと感じ始め、アルバイトを辞めた9月頃から、少しずつ英語のテキストの全訳例つきの問題に取り組み始めました。

大学院入試の英語では、自分の見たところ、学校によって「必ずこの分野がでる!」というような顕著な傾向は見られなかったので、問題をやり始める前に全訳例をチラッとみて、会計関係の文章など自分にあまり関係の無さそうなところはぬかして経済に関係がありそうなもののみをといていきました。それが一通り終わったところで、受験校の過去問を当該校や河合塾ライセンススクールで入手して解くようにしました。

経済学の勉強は、9月まで忙しかったこともあって自宅ではほとんどやらなかったのですが、授業は多少さぼりながらも、出席したときは集中して理解するよう努力しました。そして自宅学習ではテキスト中の授業でやらなかった問題を解いていました。そして英語と同時期から過去問をやるようにしました。

英語と異なり経済学では学校によってかなり傾向がはっきりしているので、過去問を解き、そこででてきた範囲の知識をゼミナール経済学入門(福岡正夫著)や参考書(公認会計士受験用のテキストが説明が簡潔でわかりやすい)、計算問題集(ミクロ経済学演習や地方上級公務員受験用のものが計算問題が多く説明もわかりやすい)などを用いて学習し、本試験に臨みました。

河合塾ライセンススクールで学習して良かった点
○河合塾では経済系英語と経済原論を授業で取らせて頂きましたが、どちらも堀先生の担当で、授業中はジョークなどかなり交え、楽しく授業を受けさせていただきました。ありがとうございました。

またテキストは特に経済系英語のテキストが前述の通り、英文と全訳例のついた練習問題がたくさんついていて、英語力に不安のある自分にとって自宅での学習に非常に役立ちました。あと自習室も夜型の自分にとって、夜遅くまで開いているのがとてもうれしく、しばしば利用させていただきました。

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