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法学・政治学系 |
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R・Hさん |
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慶應義塾大学大学院 法学研究科 政治学専攻 |
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私は4月から池袋校で大学院入試対策講座を受講しました。家からも大学からも遠いKALSに通うことを決めたのは何よりも大学院への合格率が高く、大学院入試についての情報収集がし易いと感じたからです。大学の授業や諸用で授業に出られない時には無料でビデオ補講が出来たので大変助かり、充実した受験勉強をすることができたと思います。
・河合塾ライセンススクールと受験勉強
大学院講座では、「総合英語」、「法学系英語」、「国際関係・政治学」を受講しました。「総合英語」では難しい単語が出てくる文法構造が複雑な文章も訳し下すノウハウを教えてもらいました。
そして「法学系英語」では、毎回一定時間入試問題を実際に解き、その間に先生に個別に指導してもらいました。先生に見て頂けるので自分の欠点が明確になる上、他の受講者と一緒に解くことで緊張感を持って受講することが出来ました。英語の勉強はこの2講座の予習・復習を中心に進め、他には直前に過去問題を解いたくらいでほとんど何もしませんでした。
「国際関係・政治学」でお世話になった澤里先生には研究計画書を見て頂きました。研究計画書を書くのはもちろん初めてで自分一人では不安だったので、アドバイスを頂けて本当にためになりました。
研究計画書は自分が納得するまで、何度も推稿する必要がありますし、時間に余裕を持って準備した方が良いでしょう。慶應の研究計画書は書くスペースが少ないので、自分の主張したいことをうまくまとめるのに苦労しましたが、先生の指導のおかげで書き上げることができました。
専門科目の勉強は、国際政治に関する本を中心に読んだり、その重要事項をノートにまとめたりしました。直前は過去回分の問題に対して自分なりの解答を作成して暗記しました。勉強場所としてしばしば授業時間より早く来校して自習室を利用させて頂きましたが、まわりでも同じように勉強する人々に囲まれて新鮮な気持ちで集中して勉強できて愛用していました。
・本試験実況中継
1次試験では、英語と専門科目が行なわれました。英語は前回までの内容と比べ量も減り、内容も平易になったように感じました。過去問題の解答練習を多く行なっていたので、1時間という短時間の中で余裕を持って解答できました。
専門では必修で政治学、選択で国際政治学を答えました。こちらは出題傾向は変化なく、政治や国際政治についての理論を中心にすえた問題が出されました。2時間で3つの問いに解答するのはかなりきついので、時間配分に気を付ける必要があるでしょう。私は何とか時間内に書きたいと思うことは書き切ることが出来たと思います。
2次試験は3対1で分ほど面接が行なわれました。出願時に指導教官を指定していたので、その教授を中心に慶應を志望した理由、卒論の内容、研究テーマ、将来の夢などを質問してきました。卒論でどのような文献を利用しているか、など細かく質問されましたが、自分で十分納得できる返答はできませんでした。しかし、その時の段階で自分が考えていること、そして慶應に入りたいという意志を正直に示そうと努めました。
・最後に
他大学の大学院を受験するというのは非常に不安でしたが、河合塾ライセンススクールにお世話になり、勉強面だけでなく精神面でも自信をもって受験することが出来ました。これから受験しようと考えている方は、大学院に行きたい理由を明確にして目標に向かって頑張って下さい。河合塾で過ごした半年は大変有意義でした。藤巻先生、堅田先生、澤里先生はじめ河合塾ライセンススクールのスタッフのみなさんに感謝します。ありがとうございました。
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