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その他 |
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T・Oさん |
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東京工業大学大学院 総合理工学研究科 物質電子化学専攻 |
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私は、第一志望である東京工業大学大学院総合理工学研究科物質電子化学専攻に無事合格することができました。大学1年生の頃より大学院入試については、考えていましたが、実際に受験校や研究室について調べ始めたのは3年生も終わりの3月にはいってからでした。
具体的に受験対策をたてはじめるにあたって河合塾ライセンススクールの存在を知りました。理系の場合、専門科目については独学でやっていけますが、英語に関しては、大学受験からのブランクがあり、入試まであと5ヶ月と迫っていたので、なるべく方向性のきちんとした効率よい勉強をしたかったので理系総合英語≠受講しました。受講にさいしては、初期の頃は英語に再び慣れる(予習において忘れてしまっている単語などが多い)ことに重点を置き、中期からは、とにかく予習においてわからないところをはっきりさせておき、大袈裟にいえばそれを聞きに授業に行くという感じでした。
通っていくにつれ多少あった不安も段々と無くなっていきました。そのおかげで、入試の直前は、単語の見直しを除いては英語に時間を割かずに、直前向けの暗記系の勉強に安心して臨めたのだと思います。
次に、試験に関してですが、私が受けた研究科は大学院から新設(学部を持たない)であるため、他の大学院に比べても他大出身者が多く、全員が受験による合格者なので、研究室訪問にしてもオープンキャンパスが2回あり個別に訪問する必要がありませんでした。
本試験は、全二日で、一日目が英語のみで、二日目が午前中は専門科目午前(数学2題、物理2題、化学2題、生物1題の全7題中4題選択。私は数学2題、物理2題を選択。)で、午後は専門科目午後(全9題中5題選択。)となっていました。最後の面接は筆記試験による合格者へ意思確認のために行われる様です。落とされることはめったに無いそうです。
学習計画に関して述べたいと思います。私の場合、過去問が年分インターネットでダウンロードすることができたので、それ専用のノートを作り、答案をつくる(模範解答をつくる)という作業を行いました。研究室の先輩で同じ進学先の人がいたので、その先輩が作った同様のノートを、調べてもわからなかった際には利用しました。
大学院の入試では大学入試に比べより顕著に大学院ごとの傾向が表れていると思うので、このやり方で、傾向をつかんでいくのは非常に役に立ちました。また、受験勉強を始める際に自分の得意、不得意(または好き、嫌い)に応じて目標点を明確に定めることも非常に重要であると思います。だいたいの院受験者は非常に短い期間の勉強で成果を挙げなくてはいけないのでこれらの方法は有効です。
最後に、河合塾ライセンススクールに通ってよかったと思います。純粋に教材や授業が優れているのはもちろんですが、英作文を添削していただいたり、講師が大学院の現場の方で、常に新鮮な入試の現状の話が聞けてやる気、緊張感を継続させることができました。このようなひとりではなかなか出来ない事を提供してもらえる場として、私にとって充実した環境でした。
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