大学院入試 Course guidance

大学院入試とは

大学院の基礎知識

大学院入試、ここがちがう!

大学院入試は、大学入試とは性質がずいぶんちがいます。
どのようにちがうのか、大学入試と比較しながら紹介しましょう。


1.入試時期がちがう!

大学院入試

大学入試

9月〜10月 秋入試
1月〜2月 春入試

1月 大学入試センター試験
1月〜3月 各大学の学力試験

大学院入試は、大きく分けて、
9月〜10月の秋入試、1月〜2月の春入試の2回あります。

大学院ごとに、①両方実施する ②秋入試のみ(あるいは春入試のみ)実施する
③秋入試の結果、欠員が出た場合のみ春入試を実施する など異なりますが、
多くの大学院では、9月〜10月の秋入試であることが多いです。

大学4年生の場合、大学院入試の時期が、就職の内定が出る4月〜7月よりも若干遅く、
周囲の友達が次々に内定を獲得していく中、自分は進路が確定していないため、
「取り残された感」や、あせりや不安を抱きやすいようです。
あせりと不安から、大学院入試をドロップアウトしてしまう人もいます。

また秋入試が行われる9月〜10月は、
1月のように世間的に「受験生応援!」という雰囲気ではないため、
自分自身でしっかりスケジュール管理して、
受験に向けた学習計画・学習環境を整えていく必要があります。

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秋入試・春入試で最大限の力が発揮できるよう、
大学院入試の時期に合わせたカリキュラムを用意!
臨床心理士 税理士 国内MBA 公共政策等



2.受験者がちがう!

大学院入試

大学入試

年間進学者 73,353人
(うち社会人 7,835人)

年間進学者 614,183人

(平成25年度 政府統計 e-Statより)

大学院入試の受験者に関する特徴として、社会人の割合が多いことが挙げられます。
臨床心理士や国内MBAなど資格取得を目的とした進学や、
趣味や仕事を学問的な視点から捉え直すための進学など、
多様な目的で、大学院を志す社会人が増えています。

しかし総進学者は、大学入試の約60万人に対して、大学院入試は約7万人。
大学院受験は、世間的にマイナーな選択肢です。
そのため、大学受験と比較して入試に関する情報が得られにくく、
勉強方法の相談など、苦労を分かち合う友人を見つけることも困難です。
特に前述した社会人の場合、大学から遠ざかっている分、情報の入手がより困難です。

オープンスクール・学校説明会に足を運んだり、
可能であれば研究室訪問を行ったりなど、積極的な情報収集が必要になります。

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大学院受験を志す人々が集結。人が集まる所には、情報が集まる!
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3.受験科目ががちがう!

大学院入試

大学入試

(一般的には)
専門科目・英語・面接

(一般的には)
国語・数学・英語・社会・理科

大学入試では、多くの科目数が求められることに対し、
大学院入試では、志望する大学院の専門内容に関係した「専門科目」と「英語」、
そして、研究計画書を題材とした「面接」の3つで評価されます。

専門科目の勉強を進めることはもちろんですが、
科目数が少ないということは、必然的に「英語」「面接」のウェイトが高くなります。
特に「英語」で差がつきやすいです。

現在でこそ大学院には、
臨床心理士や国内MBAなど「資格取得」の要素も含まれていますが、
もともと大学院は「研究者を養成する機関」。
高度な専門性を維持するには、国内に限らず、
世界で発表される論文を読み、理解できなければいけません。

だからこそ、多くの大学院入試で英語が重要視されているのです。
(社会人入試の一部は、英語が免除されて小論文が課されることもあります)

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あなたの英語力に合わせて英語の講座を選択可能!
心理系英語など、専門系の英語科目も設置。


また「面接」も差がつくポイント。
大学院入試は、大学入試よりも就職活動に近いかもしれません。

就職活動で、筆記試験に受かっても内定が得られるとは限らないように、
大学院入試でも、筆記試験(専門・英語)で高得点だったとしても、
面接で不合格になる可能性は、十分にあります。

なぜ、その大学院に進学したいか。
どんなことを研究したいと考えているか。

自分の想いを自分の言葉で伝えて、それらが正しく伝わり、
大学院側があなたを必要としてくれた時、はじめて合格が得られるのです。

そのために必要な書類が、
出願時に提出する「研究計画書」(志望理由書)。

「研究計画書」をもとに、面接は進められます。
いい加減な研究計画書では、面接時にその穴を指摘され続け、
満足いく面接にはならないでしょう。
研究に対する熱意も誠意もないと判断されても、仕方ありません。

調べる力、考える力、論理的にまとめる力、
研究者として必要な「力」が、研究計画書では試されています。
十分に研究テーマについて調べ、熟考し、論理的にまとめ、
完成度の高い研究計画書を準備することこそが、一番の面接対策と言えるでしょう。

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研究計画書の指導も充実。過去の卒業生が提出した
「研究計画書」のサンプルも閲覧可能!


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