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MBA・経営・商学系 |
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N・Mさん |
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立教大学 経営学研究科 横浜市立大学 経営学研究科
成城大学 経営学研究科 駒澤大学 経営学研究科 |
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私が大学院進学を決意した最も大きな理由は、今の大学が最終学歴になることへの危惧感からであった。私の大学は所謂「中堅大学」で、たいして有名でもなければたいしてレベルが低いわけでもない、文字通り「中堅」の大学である。
この中堅大学を含め、中堅以下の大学というのは厄介で、「授業中に携帯電話が鳴る・教室の外で奇声をあげる者がいるので授業に集中できない・生徒も講師もやる気が感じられない」というのが実態で、これで大学と呼べるのかどうか首を傾けたくなる(もちろん、それらすべての大学でそういった事態になっているとは思わないし、思いたくもないが)。つまり、そのような状況から逃れ、本当の『大学』で学習をしたいと考えたのだ。
本格的に勉強を始めたのは河合塾に入ってからであり、毎回の授業を基に学習するようにしていった。英語に関しては、元々好きで個人的に学習していたが、大学受験用の英単語帳(市販の)や文法書を中心に常時英語に携わるようにしていた。
専門に関しては(経営学)、やはり毎回の授業と授業で使用した参考書を中心に、講師の方の言うとおり題以上は解いて、頭に入れるようにした。ここで重要なことは、英語も専門もただ「覚える」というわけではなく、「理解する」ということが求められることである。当然のことであるが、もしかしたら誤解をしてしまうこともあるので注意していただきたい。
面接に関しては、どこの大学も毎年決まった出題の傾向があるようだ。
研究室訪問に関しては、私は文系なので行わなかったが、理系の研究室を志望される方は行った方が良さそうだ。
私が河合塾で学習して良かったと思う点は、教材、カリキュラムのみならず、そこに集まる人達の気迫であり、熱意である。きっと、一人で頑張るより刺激し合える人が周囲にいた方が自分自身の、そして周囲の人達の成長に繋がるからである。
ただ、いくら講師の方や生徒の皆さんと仲良くやっていても、受験するのは自分一人である。いくら多くの問題を解いて試験に挑んだとしても、試験には出ないかもしれない。しかし、最後に信じるのは自分しかいないからこそ、そこに行くまでの間は自分を鍛えるしかないのだ。自分を信じたい(自信をつけたい)からこそ、ムダな努力もするのだ。自信がつけばあらゆる問題に対応できるようになるし、他人と関わればまだ見えない部分も見えてくる。
今まで出逢ったすべての人達に感謝をしてこれからを生きていきたいし、皆さんも周囲の人を、そして自分を大切にし、合格に向かって歩んでいっていただきたい。
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