私が受験した科目のうち、これから法律学系の大学院を目指す多くのみなさんが受験科目として選択するであろう英語と民法について少しでも参考になればと思い私自身がどのように勉強したかを書きたいと思います。
英語に関しては、当スクールの「法学系英語」を受講しました。講義で使用されるテキストは大変すばらしいのもで、このテキストのおかげで試験の解答が書けたといっても過言ではありません。テキストには問題と共に解答が付いています。
このことにより自分の訳し方のどこが違うのかということを前置詞に及ぶ部分まで詳細にチェックすることができ、どのような解答が点数につながっていくのかということを研究することができました。私は解答に近づけるまで繰り返し問題を解き続けました。法学系の院は辞書持ち込み可能なところが多いので単語量の強化よりも読解力の強化に努めた方がよいと思います。
民法に関しては、内田先生(東京大学出版)の民法T、II、IIIの3冊を勉強しました。他の本には手を出さずこの基本書のみを法律用語はもちろん、リーディングケース、条文、説の名前、内容、現在問題になっていることを章ごとに口ですらすら言えるようになるまで読み続け覚えました。
私の受験勉強は以上です。当たり前の勉強方法ですが、この当たり前を毎日続けることが合格への道のりです。現役の学生で大学院への進学を希望しているみなさんは周囲が内定をもらい進路が決まっていく中で焦りや不安を感じることがあるかもしれません。私は実際感じていました。しかし、そんなプレッシャーに負けず、自分の目指す将来のために最後まで頑張って下さい。
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