税理士科目免除
M・Aさん
拓殖大学大学院 商学研究科
東洋大学大学院 法学研究科 公法学専攻

私は2年前にも河合塾ライセンススクールにお世話になり、第一志望の大学院に合格することができました。しかし、税理士法が改正になり、情報が少なかったことや、租税法の知識も全くなかったので今回もお世話になることにしました。

 とりあえず受験校選択にあたって通学の便がよい、租税法の授業がある大学院を探しました。そして修士論文作成の作業があるので9月中に試験がある学校ということで2校に絞りました。ただ、この受験校を決めたのは7月に入ってからでした。

ですから勉強は河合塾ライセンススクールでの経済系英語だけでしたが大変力になってくれました。実際に時間内で解くというのは、独学では不可能だと思います。やはり英語の得点は実際の入試でも重要視されているようでした。授業では順位が貼り出され、名前が載ると「次も頑張ろう」と思います。内容も経済・経営・会計など多くの分野の訳し方を学ぶことができてとてもよかったです。受講者の方のレベルも高いと思いました。

 あと研究計画書も重要だと思います。法律に関して何もわからなかった私は非常に苦労しました。2年前にもお世話になった宮内先生に指導していただき、自信を持って提出することができました。しかし租税法しか考えなかった私は租税法の範囲、しかもそのごく一部のもので書いたので、面接で憲法などの先生から「他の法律との関連が薄い」と言われてしまった点が反省点です。これから受験する方は参考になさって下さい。

 受験して思うことは、大学院受験は大学受験と異なり、面接も重要であり、とても疲れるということです。初めて会う先生に試験の内容や今後の進路について色々聞かれますし、厳しいお言葉を頂くこともあります。ですから、願書をとり寄せ、受験可能な大学院を次々受けるのは体力的にも精神的にも辛いと思います。受験対策の時間もあまりとれず、結局第一志望の大学院の対策しかしなかった、ということもあり得ます。受験に際して自分のペースを考え、余裕を持って望むことが必要です。

 最後に、税理士を目指している方で特に税法科目を免除したいと思っている方は、果たして経済学研究科で財政学を専攻し、租税論の修士論文では大丈夫なのか、という疑問が残っていると思います。初めは経済学研究科に進学しようとしていましたが、その点に関してよくわからなかったので、租税法専攻にしました。これからどのような傾向になるのかは分かりませんが、大切なのは正確な情報です。

うわさに流されていては後で泣く結果にもなりかねません。幸い河合塾ライセンススクールの先生方はよく調べて下さいましたし、本当に感謝しております。これから受験する方も正確な情報を得て勉強していけば必ず合格できると思いますので、自己実現のために頑張って下さい。

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