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税理士科目免除 |
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T・Mさん |
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拓殖大学大学院 商学研究科 |
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○学習アドバイス
これから先、税法科目免除を受けるため大学院進学を希望する人達へ、私がやったことを、わずかですが書きたいと思います。
最初に、手を付けたのが当然ですが大学院を選ぶことです。大学院進学を決めた年に、法改正があり、税法科目を置いている大学院に限定する等の情報が流れ、結果的に、受験科目に、税法科目を選ばなければならないことが分かりました。
それから、私は本屋へ行き都内の大学院一覧をのせた本を調べ分かったことが、ほとんどの大学院が、受験科目(外国語以外)に、いくつかの科目の中から任意の2科目を選択させる方法を採用していたことです。商学部出身の私にとって、税法が法学系の学問だったので、選択する範囲が狭くなり、不安が募りました。しかし、たまたま調べた拓殖大学大学院商学部は、税法科目の先生がいらっしゃっており、その大学院の過去問を購入し、「ここしかない」と私は決断しました。
税理士試験科目の一つである財務諸表論を勉強していた私にとって、その過去問の中にあった「会計学」は、平易なものに思えました。そうすると、「会計学」以外の科目を河合塾で、勉強すればいいと思い、結果的に総合英語と、租税法を講義で受けました。英語は、さほど、苦手意識はなかったので、講義だけ集中して、聞いていました。他に租税法の講義を受けたのですが、黒須先生には、講義だけでなく、雑談や修士論文の書き方等いろいろな話を聞かせて頂き、大変良かったと思いました。
結局、私がやったこと、それは大学院を一つにしぼること(ちょっと危険かも)で受験科目に集中して、取り組めたことだと思います。そして、基本的事項を、やはり暗記して自分のものにすることだと思いました。
○本試験実況
(1)一次試験
第一印象は、留学生の受験生が多いと思いました。一限目は、英語、二限目は、選択科目でした。選択科目は、人それぞれだったので、試験官が、一人一人に丁寧に渡していきました。問題と解答用紙がいっしょになっているので、問題だけ持ち帰ることはできませんでした。
(2)二次試験(面接)
大きな教室に、集合させて、女性の方が一人ずつ、受験番号を呼んで面接する教室へつれていく方法をとっていました。
面接できかれたことは、今までの経歴と筆記試験の感想との二点だけだと思います。税法についての知識を聞かれることはなかったと思います。
最後になるのですが、他の大学院をも含めて、基本的事項、論点を、勉強していれば、白紙答案で終わることは絶対ないと思います。丁寧に、大きな字で、誤字脱字をなくし、あきらめずに、書くことで、かなり良い結果を期待できるのではないでしょうか。スタッフの皆様、本当にありがとうございました。
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