体験授業をきっかけに入講
私は、大学3年の終わり頃に大学院進学を考え始め、最終的に受験を決意したのは大学4年になってからでした。それまで就職活動をしていたため、院試の勉強は全くやっていなかったことと、英語に強い苦手意識をもっていたことから、大学院入試対策をしている予備校を利用することを決めました。多くの予備校の中から、KALSを選んだ理由は、体験授業を受けての印象。私が受けたのは心理学概論の授業でしたが、それまで心理学についてしっかり学んでこなかった私にも分かりやすく、レジュメに要点がキレイにまとめられているので、ノートをとることに気をとられずに先生の話に集中することができました。

KALSのメリットは…
実際にKALSに入学してよかったことは、大きく分けて3点挙げられます。まず一点目は、心理学の基礎についてポイントを押さえることができたことです。大事なところのみ要領よく素早く固められたことは非常に大きかったと思います。苦手な英語は、心理系英語の授業で時間を決めて和訳をすることがいい練習になりました。入塾当初は、何も書けない状態でしたが、心理学の英単語に慣れるにつれ少しずつ書けるようになっていきました。

二点目は、研究計画書について指導して頂けたことです。何を書いたらいいのか全く検討がつかないものでしたが、KALSのガイダンスと鈴谷先生の丁寧な指導のおかげでなんとか書き上げることができました。鈴谷先生の面談の中でのお話は、研究計画書について理解を深めるきっかけにもなりました。この個別指導は特に他学部や社会人の方にとって私以上に重要になってくると思います。

三点目はモチベーションが高められたことです。教室には早い時期からかなりの勉強をしている人が沢山いるので刺激になります。一方で、休憩時間にみんなで、志望校や学習の進み具合などについて話し合ったりすることはいい息抜きになりました。特に研究計画書について話し合ったりしたことは、色々な視点を知ることなり、面接の際にも役立ちました。

また、私はビデオ補講も多く活用しました。聞き逃したりしても巻き戻してみることができるので、頭の中で整理しながら安心してノートをとれるのがよかったです。

過去問対策と研究室訪問
今後、受験される方へのアドバイスとしては、とにかく早く過去問を手に入れることをおすすめします。入手方法は様々ですが、大学院によっては出題範囲をかなり絞ることが可能なので、効率的に学習することができます。基礎領域で他大学の受験を考えている人は、なるべく研究室訪問をすることをおすすめします。募集要項だけでは分からない研究室の雰囲気を知ることができるうえ受験の下見にもなりますし、なにより自分の研究したいことができるかどうかを確認できます。

KALSの先生方と友達に支えられ合格へ
私は一次試験(筆記)が終わった後、あまりの出来の悪さに絶望的な気持ちになり、翌日の結果発表を見ず、二次試験も受けずに帰ろうかと考えたりしましたが、友人たちの「せっかく受けたんだから結果だけでもみてきなよ」というメールで励まされ、なんとか結果を確認しにいき、結果的には二次試験を受けて最終合格できました。こんな私が短期間で志望校に合格できたのは、KALSで分かり易い授業をしてくださった先生方の講義と、一緒に勉強してきた友人のおかげだと感謝しています。