税理士「税法」科目免除
H・Tさん

日本大学大学院 経済学研究科 経済学専攻会計学コース


税理士科目免除をめざして
私は、将来、税理士になるという目的があります。そのために、現在、税理士試験の税法科目の免除のために某大学院の法学研究科に通学しています。その後、続けて税理士試験の会計科目の免除を考えて大学院に行くことにしました。

ただし、税理士試験の科目免除という目的だけではなく、現在、日本の会計制度を取り巻く状況は年々変化し続けており、常に新しく、また、高度なものの考え方が必要になってくると考えられます。そのためには、基礎となる会計制度に対するものの見方及び内容を理解する必要があります。そのために、大学院において、しっかりと専門的に学ぶことが将来税理士となったときにも役立つと考えて大学院を決意しました。

また、日本大学大学院・経済学研究科は、特に、学術界及び実務界において活躍されておられる多種多様な専門家の先生方と多くの専門科目が設置されていること。数年前に建設された大学院の研究室のある新校舎が、駅から近く、情報フロアーなど情報機器が完備されており研究するための環境が整っていることから、志望しました。

講義は休まない
受験科目に関しては、やはり基本だと思います。講義を休まないことです。どうしても出席できないというとき以外は絶対に休んではいけません。なぜかというと、1回の講義でやる量が多いので、1回休んでしまうと次回の講義までにこなすのに大変な労力が必要となるからです。そして、講義で使用するテキストと課題をやるだけで十分ですが、その他のことが出題されたときに対応するために、先生から指定された専門書を自分で読み、まとめたりすることです。そこで分からないことが出てきたら、すぐに先生に質問をし、解決することです。これを地道に続けていくうちに力が付いていきます。

面接試験は十分準備を
特に、面接試験では、@なぜ、うちの大学院を受験したのか?Aなぜ、この教授のもとで研究したいのか?Bなぜ、この研究テーマを選んだのか?ということをかなり聞かれたので、最低限このことについてはしっかりと自分の言葉で言えるようにしておくことが必要だと思います。この他にも答えにくい質問があると思いますが、先生方は正しい答えを求めているのではなく、どのように答えるのかという、対応を見ているのであまり落ち込まずに、誠意を示してください。

役に立った研究計画書個別指導
KALSの先生には研究計画書については、お忙しい中、何回か見ていただて、悪いところを指摘していただき、何度も書き直していくことで最終的に内容の充実した研究計画書ができました。大変感謝しております。また、事務局の方々、本当にありがとうございました。あまりお役には立たないと思いますが、これから受験される方、特に、税理士試験の科目免除を考えている方は、参考になさって下さい。みなさんの合格を祈っています。



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