英語対策
私は大学では化学工学専攻だったので、英語を効率良く勉強を進めて、ほぼ1から始める専門科目に時間を割くためにKALSで“理系英語(基礎・工学系)”を受講し、院試対策を進めました。専門科目は大学の講義を聴講することも考えましたが、進行速度や範囲など合わない点が多かったため、参考書による独学に専念しました。
KALSでは理系英語の特徴をおさえたテキスト内容を先生が分かり易く説明して頂き、また、フォローアップとしての質問票には丁寧に答えて頂いたおかげでメキメキ英語力が上達しました。そして、研究者を目指す者としての意識のもち方も教わりました。私の場合、復習と質問票(過去問添削etc)を中心に勉強しました。ただ専門単語は専攻によって違いがあるので、研究室訪問の際に頂いた単語表を中心に勉強しました。これは阪大の場合ですが、東大はTOEFLだったので特別なことはしませんでした。
専門科目対策
専門科目は、有機化学“マクマリー 有機化学 上・中・下”、無機化学“リー 無機化学”、物理化学“アトキンス 物理化学 上・下”を参考書に演習書を解く形で行いました。過去問は解答がないので、頻出範囲を中心に繰り返し演習を行いました。東大の物理と高分子化学は阪大受験後に基礎だけおさえた程度でした。
私が院試で合格できたのは、KALSの力がおおきかったように思います。理系だからといって英語の勉強を疎かにしていたら今の自分はなかったはずです。以上が私の合格体験記ですが、今後受験される方々のお役に立てれば幸いです。最後になりますが、原田先生、横浜校の事務の方々本当にありがとうございました。
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